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ぽっぽ屋備忘録

にわかな鉄道好きによる日々の撮影の備忘録

Report No.7 山陰トワイライトエクスプレス < I >

トワイライトエクスプレスといえば、JR西日本が誇る豪華寝台特急である。長きにわたり、大阪~札幌を結んできたが、2015年春ダイヤ改正で設定取り消しとなった。その後団体臨時の「特別なトワイライトエクスプレス」として2016年春までの期間限定で山陽ルート、山陰ルートの2ルートで運転された。

山陰ルートでは、下関運転所のEF65-1000と後藤運転所所属のDD51-1179とDD51-1186が牽引に当たった。2006年に寝台特急出雲が廃止されて長らく寝台運用がなかった後藤のDD51が再び寝台を引くとあってはるばる山陰本線は米子以西へ出向くこととなった。

山陰本線の米子以西で山陰本線を代表する撮影地に須佐~宇田郷の惣郷川橋梁、三見~玉江などがあり、友人たちと相談し、8月の半ばの運転日に撮影に向かう予定を立てた。そして去る、2015年8月22日関西を出発し、23日朝、惣郷川橋梁の俯瞰に陣を構えた。俯瞰は山の中腹のため暑さことしのげるもの、夏まっただ中とあって蚊の軍勢との闘いであった。

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あいにくと早朝とあって編成すべてから影が抜けることはなかったが、山陰線屈指の撮影地である惣郷川橋梁をDD51-1186に率いられてトワイライトエクスプレスは夏の鋭い朝の光を受けて通過していった。この後は東萩での長時間停車を利用して先回りし、三見~玉江、通称サンタマでいただくことにした。

 

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サンタマでは、定番の俯瞰ではなく一つ手前の俯瞰にセッティングした。サンタマはカーブであり、定番に構えてしまうと夏場は前面に光線が入らなくなってしまうからである。

しばらくしておぼろげにトンネルから赤い機関車と緑の客車をあらわれ、暑いほどの晴天の元、凪いだ日本海を横目に夢中でシャッターを切った。

この後往路は宇賀本郷で狙ったが、薄雲で光線が弱く微妙なカットになってしまった。

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復路も狙ったのだが、復路はあいにくとタイミング悪く追走してきた台風に伴って天気は下り坂となっていたため、非電化区間は夜の浜田での長時間停車と江津での運転停車でバルブをしてお茶を濁した。江津では駅が暗かったため浜田ほどの画は撮れなかったので割愛する。

この後トワイライトエクスプレス伯備線を経由して大阪へ向かうのだが、伯備線内は接近する台風のため大雨であった。

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雨にうたれながら、上石見のS字でDD51-1179が連結され重連となったトワイライトエクスプレスを迎え撃った。台風の接近とあって、帰れなくなってしまう前に、ということでその後早々に撤収したのだった。