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ぽっぽ屋備忘録

にわかな鉄道好きによる日々の撮影の備忘録

Report No.3 2015年春ダイヤ改正

DD51 JR北海道 寝台列車 客車列車

毎年ダイヤ改正のたびに長らく運行してきた列車や国鉄型が引退していくのが最近の常であるが、2015年もまた例にもれずであった。

寝台特急といえば少し前までは、日本海、なは、あかつき、彗星、富士、はやぶさ・・・などなど名だたる列車が多く走っていた。しかし時とともに廃止・臨時化されていき、2015年春ダイヤ改正では北斗星が臨時化、トワイライトエクスプレスが大阪ー札幌間の運行を終了することとなった。

A寒地仕様のDD51重連で牽引する寝台特急の終焉の勇姿を収めようと、予定をやりくりし、3月11日~14日まで渡道したのであった。

11日は昼過ぎまで用事があったため、最終の飛行機で北の大地へと降り立った。天気は突如襲来した寒波により大荒れで、被写体の一つであったトワイライトは10日、11日発ともに運休になっていたほどであった。さて、午前の便で道内入りしていた友人たち5人と合流し借りたレンタカーに乗り込みいざ道南へと進路をとった。理論上、北斗星は有名な釜谷S字で撮れるはずであるので、とりあえず函館方面へ向けて峠を越えて行った。

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1発目、北斗星は礼文華のストレートでいただいた。さて、なぜ函館に向かったはずが、礼文華ストレートで撮っているか、これは到着前、長万部近郊で友人に不幸にもアクシデントがあり、到底函館まで間に合わない時間になってしまったからであった。しかし蓋を開けてみれば寒波と裏腹に、雪晴れでDD区間をきちんと収められたので十分収穫は大きかったように思う。(付け加えれば私は秋に渡道した際に友人とともに釜谷で撮っていた。)この日は、前日の天候の影響でトワイライトは大阪行き最終の便のみであったため、夕方、有珠~長和の撮影地へ向かった。

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宇宙軒ラーメンでおいしくラーメンをいただき温まったのち、最終の大阪行きトワイライトエクスプレスを見送った。車内からは運よく最終列車の切符を手にした方々から手を振っていただき、胸があつくなった。

この後は北斗星洞爺の俯瞰でバルブしたのだが、いかんせん風が強く、そこまでの満足いくものは撮れなかった。

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翌日は豊浦へ出向き、北斗星と最終の札幌行トワイライトを撮影した。あいにくと天気は雪が降ったりやんだりであったが、雪を蹴って走る青い機関車たちに感動した。

この後は友人とともに2人で一路札幌へ戻り、トワイライトの返却回送、および定期最終となる北斗星を札幌駅で収めることとした。

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トワイライト返却回送はいつものトワイライトと違い反射板をつけてカーテンを閉めてやってきた。(ポジフィルム)

緑の客車が青い機関車に手を引かれるのもこれが最後と思うと自然とお疲れさまの言葉が出てしまった。

 

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大勢のファン、報道陣が見守る中、北斗星はいつもと変わらず、札幌駅にDD51のエギゾーストを響かせてホームに滑り込んだのだった。

ホームでは鉄道ファンのみならず大勢の一般人の方も見送りをしており、いかに北斗星が人々から愛されていたかを物語っていた。もともと北海道に住んでおり、東京へ行く際は何度も北斗星に乗ったという友人が涙を浮かべていたのが印象的だった。

この後は吹雪く中山峠で2台の事故車を後目に洞爺の宿へと舞い戻り翌日に備えた。

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翌朝は長和でまずカシオペアを迎え撃った。前日までの寒波はどこへやら、ダイヤ改正だけに快晴のもと青い機関車が迫りくるを目に焼き付けた。

 

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その後はエントモ岬から寒波によってすっかりと冬景色に戻った奥の山々をバックに札幌へと最後の旅路をゆく北斗星を撮影し、4日間の遠征を締めくくった。

この記事を書いている今、臨時だった北斗星は遠にない。再び北の大地をこの青い車体が走ることを夢見て、筆をおくこととする。冗長な乱文、失礼いたしました。