ぽっぽ屋備忘録

にわかな鉄道好きによる日々の撮影の備忘録

蒸気機関車

Report No.108 2000mm

蒸気機関車の性能を語る際、しばしばその動輪直径が話題に上がることがある。これはなぜかというと、実は蒸気機関車の場合、その動輪直径によって最高速度が左右されるからである。蒸気機関車は、まず燃料を燃やしてその熱で水を沸かし、蒸気を発生させる。…

Report No.98 復活

蒸気機関車と言われて多くの人が真っ先に思いつくのはもはや代名詞にもなっている「デゴイチ」だろか。1935年に製造開始し、1950年の製造終了までに1115両が製造され、北は北海道、南は鹿児島まで配置され、全国どこでも見ることのできる機関車だった。それ…

Report No.79 ニセコの思い出

函館本線 長万部~小樽間、通称山線。かつてここはC62が牽引する「ニセコ」が走ることで有名だった。C62が引退して以降はC11がその後を引き継いで2014年まで「SLニセコ号」として運行していた。しかし牽引に用いられていたC11に新型ATSの設置が難しかったこ…

Report No.47 驀進

動力近代化計画、通称無煙化により蒸気機関車は全国の国鉄路線定期列車から姿を消した。無煙化末期には伯備線や函館本線などに少なくなった蒸気を一目見ようと多くのファンが訪れるなどSLブームと呼ばれるものが発生した。更に、これまで鉄路を支えてきた…

Report No.39 黒鋼の記憶

1960年代まで、日本のほとんどの国鉄路線は非電化であり、蒸気機関車が牽引する貨客列車が闊歩していた。1960年から始まった15年に及ぶ”動力近代化計画”、通称”無煙化”によって蒸気機関車による列車運行は1975年に終焉を迎えた。無煙化計画末期の1971年9月15…

Report No.28 蝦夷富士は晴れているか

蝦夷富士とは羊蹄山の別名である。標高1898mと富士山には到底及ばない高さだが、富士山に似たその円錐状の形が由来である。またアイヌ語ではマッカリヌプリやマチネシリと呼ばれる。時折函館本線”山線”で運転される臨時特急ヌプリ号の名もここからきている。…

Report No.22 蘇る黒煙

釜石線は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルにもなった、岩手県花巻から釜石までを結ぶ路線で、三陸地方の山と谷を縫って走るため急勾配やトンネルなどが連続する険しい路線である。 時は流れ、2011年3月11日、東日本地域を空前の大災害、東日本大震災が襲…